治療方法とスケジュール乳房温存手術後、切除した病巣を検査して治療方針が確定します。私の場合、ホルモン受容体というのが陰性なので、ホルモン療法は不可。 HER2陽性で、がん細胞が活発なタイプなので、再発・転移の危険度が高い。 センチネルリンパ節生検で、リンパへの転移は見つからなかったものの、 体のどこかにがん細胞が飛び散っているかもしれない。 ということで、再発・転移を極力抑えるために、下記のような治療になります。 ◆化学療法 ①FEC療法 ・5-FU 500mg/m2 1日目点滴 ・エピルビシン 100mg/m2 1日目点滴 ・シクロホスファミド 500mg/m2 1日目点滴 1サイクル:21日 4サイクル(約3か月) ②ドセタキセル療法 ・ドセタキセル(タキソテール) 60-75mg/m2 1日目点滴 1サイクル:21日 4サイクル(約3か月) ◆分子標的治療 ・ハーセプチン(トラスツズマブ)投与 21日ごと、18回(約1年) ◆放射線治療 ・50グレイ 25回照射(週5日連続×5週間) 以上を組み合わせ、トータルで約1年3か月。 予定通りに進めば、2018年7月で完了、無罪放免となるはず…。 乳がん基礎知識 (国立がん研究センター がん情報サービス) |